米映画界の祭典、第92回アカデミー賞の授賞式が2020年2月9日、ハリウッドで開かれた。
米映画「スキャンダル」で日本出身のカズ・ヒロ(辻一弘)さんが、メーキャップ賞を受賞し、2018年以来、2度目の受賞となった。
しかし
カズ・ヒロさんは授賞式後の会見で「日本文化嫌い」を発言し話題に
カズ・ヒロ 日本文化嫌い が注目されています。
ネットの反応はいかに・・・
カズ・ヒロ 日本文化嫌い
カズ・ヒロさんは授賞式後の会見で、日本の経験が受賞に生きたかを問われ、「こう言うのは申し訳ないのだが、私は日本を去って、米国人になった。(日本の)文化が嫌になってしまい、夢をかなえるのが難しいからだ。それで(今は)ここに住んでいる。ごめんなさい」と語った。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200210-00000007-asahi-movi
メイク・ヘアスタイリング賞2度目の受賞のカズ・ヒロ氏、
「シャーリーズ・セロンに心から感謝します。
あなたの思いやり、愛、気配りがこの映画制作を可能にしました。
あなたの勇気と情熱でメイクアップ業界に新たな基準を作り、
物語の新たな伝え方を創造できました。」— tasha (@phootahh) 2020年2月10日
カズ・ヒロ 日本文化嫌い ネットの反応は
でもこの言葉が刺さってくれる人が多いことを祈ります。
日本称賛的なことを求めるマスコミに釘を刺してくれて良かった。
アメリカが嫌いで日本に渡ってきて成功する人もいるし、逆もいる。
暮らしやすいところで暮らすのが一番だよ。
でもちょっとさみしいな。
辻さんのコメント、よくぞ本音を言ったなと思うけど同じ日本人として結構寂しいな
まあ、それがご本人の偽らざる気持ちなのであればしょうがない。
いい面もあり、悪い面もあり、っていうのがどこの国でもあって、
それも全部ひっくるめて「文化」だもんね。
完全に既得権益があらゆる世界を支配している。
能力のあるフリーランスなんて
大手マターの無能軍団には全く叶わないもんな。
映画だってそう。
アイドル俳優、アイドル女優ありきで
くっだらない映画ばかり作り、提灯記事でそれを賛美する。
結果がこのざま。
日本で世界に通用するのはアニメ映画だけ。
それも働き方改革の影響で通用しなくなるけどな。
低賃金、超長時間労働の住み込みのようなブラック環境で
優秀なアニメーターが素晴らしい作品を作ることは
もう無理だから。
カズヒロのような事を言いながらも、能力もそれを試す勇気もなく
ただただその楽に生きるために発達したシステムを甘受している人は多い
故郷という大きな保険を捨ててまで、挑戦したなら
日本人である我々に小言を言う権利はない
この発言を受けて、あとは日本側がどういうアクションを取るかですね。
「これぞアメリカンドリーム、海外で活躍する日本人!」と発言を無かった事にするか
「彼は奇人変人(もしくは、どうせ在日だろう、純日本人じゃなかったんだろう)」と存在を無かった事にするか、
「どうしてそう言い切ってしまう程まで日本が嫌になったか?」を議論して問題点に光を当てるか。
彼だけじゃなく、日本から優秀な人が外に流出していく流れが出来てしまうのは残念な事だよね。
勿論、自国を諦めて外に出るという現象は何も日本だけに起きているわけではないから「だから日本は世界と比べてダメなんだ」という気はないけど。
92goodmorningfromex
以前受賞した際も、日本人である事ばかりを注目されて
カズさん個人の偉業は二の次だった感じ
嫌になるのも分かる気がする…
母校に若かりし頃の作品が飾られているのが
紹介されてましたがお若い頃から才能溢れてましたよ
だから海外に出るしかなくなる。
ダルビッシュさんも似たような事言ってましたよね。
新しい事をやろうとしないとか。
これが現実であり本音ですよね。日本のドラマや映画を観ても、まるで進歩がないし、チャンスもない。いい人材はアメリカへ流れていくのも納得です。 なのにマスコミはしきりに『日本の技術はすごい!』を強調するw
また、それに抗えない自分も残念です。この人はそこに勇気を持って米国に踏み出したのだと思う。素晴らしいです。
キャスティングありきで漫画原作ばかりの映画ドラマ、ルックスだけで演技下手なのになぜか何回も主役やってる役者、音楽を売らずに握手券売って下手糞な歌を歌番組で披露してるアイドルetc
賞を取ったからって、急に日本人が?って来られるのが鬱陶しいのでしょうね。
わからなくもないが、やはり寂しいですね。
違和感があります。日本人としてアメリカで活躍しているのではなく
ひとりの人間として活躍していると見て貰いたかったようですし。
日本人の代表のつもりで頑張りたい人(アスリートなど)もいるし、個
人の選択だから仕方ないでしょう。メディアも諦めて無理に日本と絡め
る事は止めた方がいいと思います。振られたのに、何時までもすがるみ
たいで悲しいです。
どんどん生きにくくして下の世代にしわ寄せが益々増えていく時代だねー
凡人のわたしには、日本に産まれて良かったと思うことの方が多い。何も見えていない悲しい日本人なのかな。
もちろん日本の社会・文化にもいいところはたくさんあるとは思うが、才能豊かな人にそう言わせてしまう、我々の社会のあり方も見直さないといけない時期。文化・伝統はもちろん大切だが、それを言い訳に進化を止めていないか?
同調第一で率先してやることを良しとしない
他人の足を引っ張る
目立つ行動は叩かれる
若手が夢を語るのは許されない
確かにやりづらいだろうね
3verdad
目いっぱいあるはずなのに、ここまでいうとはすごいな。
アメリカがユートピアだなんて今時いう人はいない。
この人だってアメリカで目いっぱい苦労はしただろうに。
それでも日本人であることを振り切って夢を向こうに求めたのか。
数多くの悲惨をアメリカで見ているはずなのになお日本ではなく
アメリカに夢を求めたのか。
それにこの人アカデミー賞は2回目だが、一旦映画界も離れているはず。
ゲイリーオールドマンの強い要望に応じて映画界に
戻ったとか聞いた覚えがある。
日本の文化を愛して日本を好きになりたい人でも今の日本の窮屈さにはもう限界を感じているのだと思う。大きいものに少しづつ吸収されていく日本。
才能ある人はアメリカに行って夢をかなえる手段を選ぶようになると思う。
辻さんは、はっきりと言えるところが良いね。
20年くらい住んで、アメリカは良い所もあるけど嫌なトコもあると、嫌になって帰って来ましたね。
感じ方は人それぞれだと思う
先日FUJIフィルムのPVに出てた写真家の撮影スタイルは、日本では大批判されたが、アメリカでは写真だけで判断されるので問題ない。
草間彌生にしても、会田誠にしても、みんな日本では無理だと判断して海外で成功し、逆輸入という形で日本で評価されている。
日本人はアートが解ってないから、日本で成功するには海外の権威が必要。嘆かわしい。
変化を嫌う風潮と言うか、みんな一緒に、今までどおりに、みたいな。それが波風立たなくて平和だし、大きなことを言うと天皇制なども長く続いてきた理由だし。だから新しいことをしたい人は海外へ出るしかない。それが良いのか悪いのかは難しい…。
事務所ゴリ押しの経験もないアイドルとかが映画に出て、演技を語る
オーディションがあるわけでもない
かといってスケールの大きなものを作るには許可が下りなくて撮影を街中で出来ない
日本人は細かい作業を得意とし、忍耐もある
それを発揮できる国ではないのは明らか
残念だけど、日本の映画界に未来はない
韓国映画のクオリティ、中国映画の規模
アジアでも負けている
アニメだけが頼りだけど、これも低予算のせいで海外受注が増えてる
時間の問題
あらゆる意味で優秀な(定義は割愛)友人が比較的頻繁に行政と仕事をしているんだけど、その度に「まず、私達が感じている、考えている、この感覚を伝える事に苦労する。」と言っていた。
本当に勉強だけ出来る人達の集まり、と。
それを聞くたびに、行政官になるためには一度民間で働かなきゃいけないルールとかあればいいのに、と知識のないあたまでぼんやり考えたりします。
これって映画の製作内容や文化活動、研究などなどまで幅広く影響が及ぶと思っているので、書いてみました。
ヒロさんのコメントを見た行政官の方々は、自分には関係ないと思っているのかな…。
文化・スポーツに限らず世界を相手にしようとする人たちは、全員じゃないけど海外拠点とか海外で練習とかだものね。
日本にも沢山良いところもある。だけど、才能がある人が羽ばたきづらいところもある。
辻さんの言葉で何か少し変わることが出来たらいいな。そして、辻さんが何年か経った時にアメリカ人を選んだ事に誇りを持ちつつ、日本に生まれて、日本人の血が流れている事が良かったなと思える未来があることを願ってます。
おめでとうございます。
名無しさん
日本では自己主張もしにくく、今日ヒーロー扱いだったかと思えば、明日には週刊誌などであることないこと書かれ、足をひっぱられることも多い。
特に有名人なんて、何かのきっかけで仕事ができなくなるほど嫌われることもある。
最近ではネット民の顔色を伺いながら意見をいうコメンテーターも多い。
一般人でも学校や社会のしがらみが多く、昔より自由なようで自由ではない。自己主張も周りをみながら。
世の中のテクノロジーは進んでも、ますます生きにくい世の中になっている。
ヒロさん、胸がすくコメントだ。
日本すごいアピールのTV番組を時々見かけるが、外国人観光客へのインタビューを編集でもしているのか、日本を賞賛するコメント映像をやたらに流す。
そういうのを見る度、胡散臭いな、、と感じていたが、
ついに本音を言う人が出たか、と、改めて考えさせられた。
実力のある人材は、自身の力だけではどうにもならないってこと。
海外は違う。確かに多少の差別的なことはあると思うけれども、実力主義。そこには溢れほどの可能性に満たされている。
こういう話聞くとすぐ短絡的な話になりがち。
これアメリカで成功したからいえる発言では。
アメリカて成功しなかった人間がそれでもアメリカが良いと言っているのとは違う事に気をつけないといけない。
でも、集団を好む団塊の世代がいなくなり、ある程度個人が尊重される時代になると変わってくるんじゃない?今は1人ご飯とか1人旅行とか人がどう思うかとかみんな一緒とか考えず、自分がやりたいことしたいってことが出来る様になってるし。変な目で見ないし。
日本的雇用とか、年功序列とか、そういうのもそれぞれの会社のやり方や評価の仕方、個人の生き方プランとかによるものに変わってくれば、こういった生きづらさは無くなっていくと思うけどね。
まぁでも今は日本すごいっていうのが流行ってて、一種の頭お花畑化してるから、こういう厳しい意見のほうが重宝されるべきだと思う
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